アウトドアでもインパクト抜群なキャベツをくりぬき肉詰めして煮るだけのレシピ
ダッチオーブンとは、分厚い金属製の蓋つき鍋で、蓋に炭火を載せられるもののことを言います。
鍋ひとつで煮る、焼く、蒸すなどさまざまな料理ができる便利な調理器具です。
火にかけっぱなしにできるので、同時に他の調理ができるのも魅力のひとつです。
ダッチオーブンはキャンプやバーベキューで使うと、その見た目の豪快さに食べる人がちょっとびっくりします。そんな顔を思い浮かべながら作るのも楽しみのひとつです。
今回もダイナミックにキャベツやにんじん、じゃがいもを丸ごと入れて、ワイルドに仕上げます。
このロールキャベツは中に肉だねがドーンと入っていますが、ひとつずつ巻かないで作るので、キャベツが破れてばらけるといった失敗もなく簡単に作れます。
- 調理時間：80分
- カロリー：286kcal
- 塩分：1.5g
材料
| （6人分） | |
| キャベツ | 1個 |
| 合い挽き肉 | 400g |
| 玉ねぎ | 1個 |
| 油 | 小さじ1 |
| 卵 | 1個 |
| パン粉 | 1/2カップ |
| 塩 | 小さじ2/3 |
| こしょう | 少々 |
| 薄力粉 | 大さじ1 |
| 水 | 500cc |
| コンソメ | 大さじ1 |
| にんじん | 1本 |
| じゃがいも | 2個 |
| ローリエ | 1枚 |
作り方
キャベツを丸ごと使います
包丁をキャベツの芯に斜めにぐっと入れてくり抜きます。
場所をずらしながら数回繰り返して、全体を一周するときれいに芯が取れます。
3分の1残るぐらいまで深く十字に切り込みを入れます。
外側を3分の1くらい残し、内側のキャベツを取り出します。
具材の準備
中からくり抜いたキャベツをみじん切りにします。
耐熱皿に入れてラップをし、600wのレンジで3分加熱します。
ラップを外して冷ましておきます。
玉ねぎの皮をむき、みじん切りにします。
深めの耐熱皿に玉ねぎを入れて、油（小さじ1）を混ぜます。
ふんわりとラップをかけて、600wの電子レンジで3分加熱します。
ラップを外して冷ましておきます。
肉だねをこねる
ボールに合い挽き肉（400g）、卵（1個）、パン粉（1/2カップ）、塩（小さじ2/3）、こしょう（少々）、レンジにかけたキャベツと玉ねぎを入れて粘りが出るまで混ぜ合わせます。
肉だねをキャベツに詰め込む
くり抜いたキャベツの中に薄力粉（大さじ1）をまんべんなく振ります。
こうすることで、キャベツと肉だねが離れにくくなります。
混ぜておいた肉だねをぎゅうぎゅうに詰めます。
ダッチオーブンで煮込む
キャベツのくり抜いた方を下にしてダッチオーブンに入れます。
キャベツの周りに、洗ったにんじんとじゃがいもをそのまま入れます。
入らない場合は、1/2くらいに切って入れてください。
その上から水（500cc）、コンソメ（大さじ1）、ローリエ（1枚）を入れます。
にんじんやじゃがいもはインパクトを重視して皮をむかずにそのまま入れます。
とてもやわらかくなるので、そのまま皮も味わえます。
蓋をして、はじめは強火にかけ沸騰したら弱火にし、そのまま1時間ほど煮込みます。
使用しているダッチオーブンはこちらです。
ポチップ
巻かない丸ごとロールキャベツの完成
蓋を取って、中までよく煮えているようであれば出来上がりです。
炭火でやる場合は、火力が安定してからダッチオーブンをのせてください。
また、炭火は火加減の調整が難しいです。途中で1～2回確認し、煮詰まっていたら水を足してください。
屋外で調理する場合、寒い日や風の強い日は火力が弱いことがあります。生煮えに注意してください。
ダッチオーブンの大きさにもよりますが、にんじんやじゃがいもを増やすとより豪快に見えます。
ダッチオーブンの料理は簡単で豪快、そして素材の味を引き立たせます。
この丸ごと巻かないロールキャベツでみんなの顔をあっと驚かせてみませんか？
とろとろキャベツの中にたっぷり入ったふんわりジューシーなお肉に大満足されること間違いなしです。
